![]() Tpcコマンドの送信方法
专利摘要:
セルラ無線システムにおいて、送信電力制御(TPC)電力オフセットが、それを送信する無線基地局の各々について、アップリンクTPCコマンドを搬送するダウンリンクチャネルの品質を反映する入手可能な関連測定結果に基づいて調整されるように設定され、それによって性能が改善される。TPC電力オフセットは例えば、アップリンク専用物理制御チャネル(DPCCH) SINR、無線基地局から送信されたTPC「アップ」の数及びTPC「ダウン」の数、及び、Nスロットに亘るUE受信電力又はUE送信電力の合計に基づくことができる。また、ソフトハンドオーバをサポートするセルラ無線システムにおいて用いられる移動機が、同時に受信したTPCコマンドの数及び品質に基づいてTPC破棄閾値を適用するように構成されてもよい。移動機における破棄手順は、信頼できないと判定されたTPCコマンドが破棄されるのではなく、それらがどの程度信頼できるかに基づいて選択的に破棄されるように選択的に実行されてもよい。 公开号:JP2011511530A 申请号:JP2010544264 申请日:2008-01-29 公开日:2011-04-07 发明作者:ムハマド カズミ,;チャン チャン,;ロン フー,;ベングト リンドフ,;ヘルメルソン,;ケ ワン 申请人:テレフオンアクチーボラゲット エル エム エリクソン(パブル); IPC主号:H04W52-56
专利说明:
[0001] 本発明は、電力制御コマンドを送信、受信、及び使用するための方法、無線基地局及び移動機に関する。] 背景技術 [0002] 電力制御及びソフトハンドオーバは、符号分割多元アクセス(CDMA)エアインタフェースの2重要機能である。電力制御は、知覚される品質が十分で、かつ良好すぎない程度に、送信電力を連続的に調整するために用いられる。このように送信電力を制御することで、必要以上の干渉が生成されないことが保証され、ひいてはシステム性能を向上させることが可能になる。] [0003] 典型的には2つの電力制御ループ、内ループと外ループとが存在する。内ループ電力制御は、受信機で知覚される信号対干渉及び雑音比(SINR)が、受信機に設定されたSINR目標値付近となるように送信電力を調整する。内ループ電力制御は、電力制御コマンドを所謂送信電力制御(TPC)ビットを介して送信することによって実施される。電力制御コマンドは、送信機において、受信したSINRをSINR目標値と比較することによって得られる。送信電力を増加するにはTCPビットが”アップ”を示し、送信電力を減少させるにはTCPビットが”ダウン”を示す。アップリンク電力制御コマンドは、高速スピードダウンリンクパケットアクセス(HSDPA)に対応していないユーザ機器(UE)に対してダウンリンク専用物理制御チャネル(DPCCH)を介して送信される。ダウンリンクパワー制御コマンドは、アップリンクDPCCHを介して送信される。] [0004] 外ループは、所望のサービス品質(QoE)要求が満足されるように、SINRの指標を調整する。] [0005] ソフトハンドオーバの間、ユーザ機器(UE)とも呼ばれる移動機は、複数の基地局のセルカバー範囲の重複領域に存在する。移動機と複数の基地局との通信は、接続された全ての無線リンクを介して同時に発生する。ソフトハンドオーバは、移動機が1つのセルから別のセルへ移動する際に切断される可能性を低減する方法である。] [0006] ソフトハンドオーバの間、1つの移動機は2つ以上の基地局に接続され、接続された全ての基地局から電力制御される。接続されている基地局の各々は、電力制御コマンドを移動機に送信する。移動機は通常、全ての基地局から受信した電力制御コマンドを以下の方法で合成する。 ・全ての電力制御コマンドが”アップ”を示している場合のみ電力を増加させ ・他の場合は電力を削減する。] [0007] このような内ループ電力制御コマンド合成方法の結果、ソフトハンドオーバ中の移動機は、受信した電力制御コマンドが信頼できない場合に送信電力を低下させる可能性が高くなる。なぜなら、誤って”ダウン”と解釈された、信頼できない電力制御コマンドが1つでもあれば、移動機は送信電力を低下させるからである。従って、送信電力は、増加されねばならない場合に減少されうる。低すぎるアップリンク電力は、アップリンク品質の低下を招きうる。] [0008] アップリンクの低品質化のリスクの問題を解決するため、Niclas Wiberg, Hu Rong, Fredrik Gunnarsson, Bengt Lindoffらによる「WCDMAにおけるソフトハンドオーバ中の電力制御コマンド合成」, PIMRC2003に記載されているように、TPC破棄の仕組みを用いることができる。従って、電力制御コマンドを合成する前に、受信したTPCビットの信頼性を調べることができる。信頼できないTPCコマンド、すなわち、誤りのある確立が予め定められた閾値よりも高いTPCコマンドは破棄され、信頼できるTPCコマンドだけが合成される。全てのTPCコマンドが破棄された場合、送信電力は維持され、増加も減少もされない。この状態を”ホールド(hold)”と呼ぶ。] [0009] TPC破棄の仕組みは、信頼できないTPCコマンドに起因するアップリンク品質の過度な低下のリスクの問題を解決する。しかし、TPC破棄の仕組みは別の問題を引き起こしうる。] [0010] そのような問題の一例を図1a〜1bに示す。図1a及び1bは、拡張アップリンク(EUL)ユーザ機器(UE)がソフトハンドオーバ中であるときの性能及び指標(measures)を示す(UEはHSDPAに対応しており、かつダウンリンクにおいてA-DPCHを用いている)。図1aにおけるプロットは、UEの在圏及び非在圏セルにおける1サブフレームに亘って平均化されたライズオーバサーマル(RoT)である。] 図1a 図1b [0011] 図1bにおいて、上のプロットはアクティブセット(AS)における最良のA-DPCHのSINRであり、図1bの下のプロットはAS内の2番目に良好なA-DPCHのSINRである。A-DPCHで搬送されるパイロットビットに関するTPC電力オフセットは3dBである。] 図1b [0012] 図1bの下のプロットにおいて、2番目に良好なA-DPCHのSINRがTPC破棄閾値を時々下回っていることがわかる。2番目に良好なA-DPCHがTPC破棄閾値を下回るという事実は、破棄の仕組みが用いられる場合には、その専用物理チャネル(A-DPCH)上で搬送されるTPCコマンドの破棄を招く。A-DPCHのSINRが所定のTPCエラーレートに対応するTPC破棄閾値を0.5又は−3dB下回っていることから、TPCは信頼できないと見なされる。] 図1b [0013] 破棄されたTPCが”ダウン”を示し、破棄されなかったTPCが”アップ”を示す場合、アップリンク電力は不必要に増加されることになる。増加されすぎたアップリンク電力は、受信されたアップリンクSINRがアップリンクSINR目標よりもよい値となる原因となる。これは、図1aに示すような高いRoTピークの要因となりえ、システムリスクを不安定にさせる。] 図1a [0014] これは、よく不均衡アップリンク及びダウンリンクと呼ばれる典型的な状況である。通常、ソフトハンドオーバ中のUEは、不均衡アップリンク及びダウンリンクの状況に長時間滞在せず、アップリンク/ダウンリンク不均衡状況は図1aにおいて3秒経過後に現れている1つのRoTの高いパルスで示されるように、非常に短期間に生じる。] 図1a [0015] しかし、RoTの高いパルスは、ソフトハンドオーバ中でないユーザについてのアップリンク電力需要を急増させるであろう。測定及び動作遅延が存在するため、そのような高くて短いRoTパルスは、ノードBスケジューラを通じたUu負荷制御による削減が困難である。] [0016] 1つの解決方法は、アップリンクTPCコマンドを搬送する関連ダウンリンクチャネル、例えばA-DPCHに対してより高い品質目標を設定することにより、TPCの信頼度を高めることである。] [0017] 別の解決方法は、TPCがより高い信頼度で受信されるように、TPC送信電力を増加することである。TPCビットの送信電力の増加は、3GPPによってサポートされるTPC電力オフセットを増加することで実現できる。TPC電力オフセットは、3GPP TS 25.331, ”無線リソース制御(RRC)”, v.7.4.0に記載されているように0 dBから6 dBまで可変であり、TPC電力オフセットが高いほど、TPC誤り率は低い。3GPP TS 25.433, ”UTRAN IubインタフェースノードBアプリケーションパート(NBAP)シグナリング”, v.7.5.0にあるような品質指標を通知することにより、いくつかの関連する品質に基づいてTPC電力オフセットを動的に設定することは、3GPP TS 25.214, ”物理レイヤ手順(FDD)”, v.7.4.0に記載されているように、3GPPにおいてサポートされている。また、WO2006/081874においては、所定時間内にMの信頼できないTPCコマンドが登録された場合には、ユーザからの報告によってトリガされるイベントに基づいてTPC電力オフセットが増加されるTPC電力オフセット調整方法が提案されている。] [0018] しかしながら、関連するダウンリンクチャネルにより高い品質目標を設定することには問題がある。その設定は、使用されるチャネルにおいてより高いダウンリンク電力消費を必要とし、ダウンリンク干渉を増加させる原因となる。これもまたダウンリンク性能に悪影響を与えるであろう。より高いTPC電力オフセットの設定は、アップリンク電力の急増問題をある程度は軽減可能である。ソフトハンドオーバが用いられ、かつユーザが3つ以上の無線リンクをアクティブセットに有し、アップリンクおよびダウンリンクが不均衡な場合、アップリンクTPCが破棄される確率は、比較的悪い品質を有する1つのダウンリンク無線リンクセットに対して高くなりうる。] [0019] 従って、TPCコマンドを送信及び使用するための既存技術を改善する方法及びシステムが必要とされている。] [0020] 本発明の一目的は、TPCコマンドを送信及び使用する既存の方法に関する問題のいくつかを解消もしくは少なくとも削減することである。] [0021] 本発明の別の目的は、既存のセルラ無線システムの性能を改善することが可能な方法、システム及び装置を提供することである。] [0022] これら目的及び他の目的は、請求項に記載された方法、無線基地局及び移動機によって達成される。従って、アップリンクTPCコマンドを搬送するダウンリンクチャネルの品質を反映する、入手可能な関連指標に基づいて、送信する各無線基地局に対するTPC電力オフセットを設定することにより、性能を改善することができる。TPC電力オフセットは例えば、無線基地局におけるアップリンク専用物理制御チャネル(DPCCH)SINR推定値、無線基地局から送信されるTPC”アップ”の数及びTPC”ダウン”の数、及び、複数Nのタイムスロットに亘って総計したUE受信機電力又はUE送信電力に基づくことができる。] [0023] 一実施形態によれば、ソフトハンドオーバをサポートするセルラ無線システムにおいて用いられる移動機が、同時に受信した複数のTPCコマンドの数及び品質に基づくTPC破棄閾値を適用するように構成されてもよい。移動機における破棄手順は、信頼できないと判定されたTPCコマンドが破棄されず、それらがどの程度信頼できるかに基づいて選択的に破棄されるように選択的に実行されてもよい。] 図面の簡単な説明 [0024] セルラ無線システムにおける様々なパラメータの変化を示す図である。 セルラ無線システムにおける様々なパラメータの変化を示す図である。 セルラ無線システムを示す図である。 送信電力制御コマンドをセルラ無線システムのノードで調整する際に実行される手順を示すフローチャートである。 セルラ無線システムにおいて用いるためのユーザ機器で電力制御コマンドを破棄する際に実行される手順を示すフローチャートである。] 実施例 [0025] 以下、添付図面を参照しながら、非限定的な例を用いて本発明をより詳細に説明する。 図2は、セルラ無線システム200の概略図である。システム200は、システム200が無線アクセスを提供する地理的領域を全体でカバーする複数のセル201を有する。各セル201は、無線ネットワークコントローラ(RNC)205と通信する無線基地局203に関連付けられる。RNCはさらにコアネットワーク(CN)207に接続される。セルラ無線システムによってカバーされる地理的領域において、ここではユーザ機器(UE)209と呼ぶ移動機は、エアインタフェース上で無線基地局203を介してセルラ無線システムに接続してよい。セルラ無線システム及び移動機がソフトハンドオーバをサポートする場合、UE209は複数の無線基地局203と同時に接続されてもよい。] 図2 [0026] 本発明によれば、送信電力制御(TPC)コマンドの電力オフセットは、アップリンクTPCコマンドを搬送するダウンリンクチャネルの品質を反映するいくつかの利用可能な測定結果に基づいて調整される。調整は好ましくは無線基地局(RBS)203で実行される。測定結果の一部は基地局で得ることが可能であり、また一部は無線基地局に接続された移動機によって得られ、移動機から無線基地局へフィードバックとして送信されてよい。] [0027] 基地局で得ることのできる測定結果は以下のものを含む。 ・アップリンクDPCCH SINRの推定値、 ・基地局によって送信されたアップリンクTPCコマンドに関する統計値、 ・直近のNスロットに亘って基地局で受信された移動機/ユーザ機器(UE)電力の変化(Nは設定可能なパラメータであってよい)。受信されたUE電力は、あるスロットと前のスロットとで受信UE電力の差が非常に小さければ、そのスロットにおいて「ホールド(変化無し)」と見なすことができる。] [0028] なお、受信UE電力は、既存のUE測定結果報告を介しても取得可能であることに留意されたい(3GPP TS 25.215, ”物理層測定結果(FDD)”, v.7.4.0参照)。当該仕様によれば、移動機/ユーザ機器の送信電力及びユーザの電力ヘッドルームが推定され、無線基地局へ報告される。] [0029] 上述の通り、測定は移動機でも実行することができる。そのため、移動機/ユーザ機器は、復号されたTPCコマンド又は直近Nスロットでの送信電力レベルに基づいて送信電力における変化の累積を調べ、無線基地局へ報告するように構成されてよい。そのような報告は以下に説明するような手順を含んでよい。] [0030] システムは、移動機/ユーザ機器が送信電力の変化の調査をいつ開始するかを決定及び設定するように構成されてよい。別の実施形態では、移動機/ユーザ機器が、送信電力の調査をいつ開始し、システムに報告するか決定するように設定されてよい。] [0031] 報告は周期的に、あるいはイベントをトリガとして送信されてよい。測定報告は以下の少なくとも1つを含んでよい。 ・直近NスロットにおけるUE送信電力の変化の累積 ・直近NスロットにおいてUE送信電力が「ホールド」だったスロット数] [0032] 報告がイベントをトリガとして送信される場合、そのトリガイベントは例えばUE送信電力の増加の累積値が予め定められた量xdBを超えた場合や、UE送信電力がNスロットのうちmを超えるスロットでホールドされていた場合であってよい。] [0033] 移動機/ユーザ機器からのこの報告は、RRCシグナリング又は、例えばレイヤ1、レイヤ2、又はメディアアクセス制御(MAC)のような下位層のシグナリング、又は移動機/ユーザ機器が利用可能な他の何らかの好適なシグナリングチャネルを用いて無線基地局へ送信されてよい。] [0034] 基地局におけるTPC電力オフセット調整機構 無線基地局において直接、あるいは移動機/ユーザ機器から受信した報告によって、無線基地局が利用可能になった測定結果は、アップリンクTPCコマンドを搬送するダウンリンクチャネルの品質を反映する測定結果を得るために各無線基地局で処理される。好ましい実施形態においては、以下の測定結果少なくとも1つが取得される。 ・直近Nスロットにおける受信UE電力の変化の累積 ・直近Nスロットにおいて受信UE電力が「ホールド」と見なされるスロット数] [0035] 一実施形態によれば、入手可能な測定結果及び処理済みの測定結果に応じて、以下の条件のいずれかが満たされる場合、各基地局はTPCコマンドの電力オフセットを増加してよい。なお、Nは設定可能なパラメータであってよい。 ・アップリンクDPCCH SINRの推定値が、DPCCH SINR目標を超えるマージンより高い場合、又は ・基地局から送信されたTPC「ダウン」コマンドの数が、TPC「アップ」コマンドの数を超える予め定められたマージンよりもお多い場合、又は ・直近Nスロットにおいて前記無線基地局から送信された前記送信電力制御コマンドに基づいて、当該送信電力制御コマンドを前記移動機が正しく受信した場合に少なくともどの程度UE電力の減少が予期されるかを基地局が推定できる場合に、ユーザ電力の減少の累積値が当該予期される減少より小さく、両者の差が所定のマージンより大きい場合、TPCコマンド上の電力オフセットは増加され、又は ・直近NスロットにおいてUE電力が「ホールド」されているスロット数が所定の閾値を超える場合。] [0036] さらに、各基地局は、直近NスロットにおいてUE電力が「ホールド」されているスロット数が所定の閾値未満であり、かつ以下の条件を満たす場合に、TPCコマンド上の電力オフセットを減少するように設定されてよい。 ・アップリンクDPCCH SINRの推定値が、DPCCH SINR目標とマージンの和より低い場合、又は ・基地局から送信されたTPC「ダウン」コマンドの数が、TPC「アップ」コマンドの数と予め定められたマージンの和を超えない場合] [0037] TPC電力オフセットを減少させるために用いられるマージン(閾値)は、TPC電力オフセットを増加させるために用いられるマージン(閾値)と異なっても良いことに留意されたい。] [0038] さらに、TPC電力オフセットは、CPICH Ec/Io又はCPICH受信信号符号電力(RSCP)の観点からの共通パイロットチャネル(CPICH)品質に基づいて調整されてもよい。CPICH品質はダウンリンク品質を反映する良好な指標の1つであるため有益であろう。また、対応するダウンリンク品質が低い場合にアップリンクTPC電力オフセットを増加させることは、アップリンクTPCの受信信頼度を高める可能性が高い。さらに、CPICH品質に基づくTPC電力オフセット調整は、上述したセクションにおいて提案したTPC電力オフセット調整と様々な方法で組み合わせられてよい。例えば、各UEについて、無線ネットワークコントローラ(RNC)が、そのUEのアクティブセット内の各無線基地局に対するアップリンクTPC電力オフセットを、UEから報告されるCPICH品質に基づいて調整し、アップリンクTPC電力オフセットを無線基地局に送信するように設定されてよい。各無線基地局は、無線ネットワークコントローラから受信したアップリンクTPC電力オフセットを、上述した条件のいずれかに従ってさらに調整してもよい。] [0039] 一実施形態によれば、リンクセット毎にTPC電力オフセットの上限及び下限を適用してもよい。上限はTPC電力オフセットが過大になり、不必要に高い送信電力となることを防止するために設定される。上限は無線リンクセット毎に異なっていて良く、それらの一部は必要に応じて6 dBを超えてもよいことに留意されたい。] [0040] 図3は、TPCコマンドの電力オフセットが調整される際に実行される手続ステップを示すフローチャートである。まずステップ301において、アップリンクTPCコマンドを搬送するダウンリンクチャネルの品質に関する測定結果が取得される。上述の通り、この測定結果は基地局203における直接的な測定結果又は、移動局209のような他のエンティティからの報告であってよい。次に、ステップ303において、取得された測定結果に基づいてTPC電力オフセットが決定される。オフセットの決定は例えば、上で概要を説明した手順のいずれかに従って決定されてよい。] 図3 [0041] そして、ステップ305において、TPC電力オフセットが調整される(すなわち増加、減少、又はステップ303で決定された電力オフセットと同じ値に維持される)。最後に、ステップ307において、調整電力オフセットを用いてTPCコマンドが送信される。] [0042] 一実施形態によれば、送信電力制御コマンドはユーザ機器によって選択的に破棄されてもよい。TPCコマンド破棄を実施する目的の1つは、ユーザ端末において多くの信頼できないTPCコマンドが受信される結果としてアップリンク品質が低下するのを回避するためである。本発明によれば、端末がTPCコマンドを正しく解釈できない確率が何らかの高い確率を超える場合に、TPCコマンドは信頼できないと見なされる。] [0043] TPCコマンド破棄が、TPCコマンドが移動機で1つだけ受信される非ソフトハンドオーバユーザに対する性能に与える影響が小さいといいう事実について検討する。これは、全てのTPCコマンドが等しい誤り確率を有するとした場合、1つのTPCコマンドが誤って受信される確率が、N (N>1)のTPCコマンドのうちの少なくとも1つのTPCコマンドが誤って受信される確率よりずっと低いという事実に起因する。一方、TPCコマンドが多く受信(より厳密には、採用)されるほど、品質も良くなる(すなわち、誤り確率が低くなる)ためには、それらのTPCコマンドが、少なくとも1つのTPCコマンドが誤って受信される確率に等しい確率を有する必要がある。複数のTPCコマンドがユーザ端末で受信される場合に、選択的なTPCコマンド破棄を含む手順を用いることができる。従って、選択的TPCコマンド破棄手順は、TPC破棄閾値が、破棄条件が評価されるTPCコマンドの数に基づくように構成される。事実、この構成によれば、信頼できないTPCコマンドが少数しか存在しない場合には、より高いTPC誤り率を許容するように破棄閾値が緩和されることになる。TPC破棄の選択は、ユーザ端末がN個のTPCコマンドを同時に受信した場合、以下のように設定されてよい。 ・全てのTPCコマンドが予め設定された破棄閾値Thrnより高い誤り率を有する場合には、N個のTPCコマンド全てを破棄 ・そうでない場合、全てのTPCコマンドが予め設定された破棄閾値Thrn-1より高い誤り率を有する場合には、N-1のTPCコマンドを破棄 ・そうでない場合、全てのTPCコマンドが予め設定された破棄閾値Thrn-mより高い誤り率を有する場合には、N-mのTPCコマンドを破棄 ・そうでない場合、最悪のTPCコマンドが予め設定された破棄閾値Thr1より高い誤り率を有する場合には、最悪のTPCコマンドを破棄] [0044] ここで、Thrn ≦ Thrn-1 ≦ ... ≦ Thrn-m ≦ ... ≦ Thr1である。これにより、ユーザによって用いられるTPCコマンドが多いほど、各TPCコマンドの品質がよりよくなることが保証され、信頼できずに復号されるTPCコマンドの確率がおおよそ同一レベルに維持される。具体的な破棄閾値設定はUE実装に依存する。] [0045] 代替実施形態において、TPCコマンド破棄手順は以下のように設定されて良い。 ・全てのTPCコマンドが予め設定された破棄閾値Thrdiscardより高い誤り率を有する場合には、N個のTPCコマンド全てを破棄 ・そうでない場合、誤り率がThr'nより高く、ホールディング閾値Thrholdを超えない最良のTPCコマンドを保持する。] [0046] ここで、Thrdiscard≦ Thrholdである。閾値の設定はUE実装に依存する。] [0047] ここで説明したような選択的TPC破棄の利用を含む方法及びシステムの利用は、アップリンク電力及びRoT急増の確率を低減すると同時に、アップリンク品質を実質的に同一レベルに保つであろう。]
权利要求:
請求項1 セルラ無線システムにおいて無線基地局から前記セルラ無線システムに接続された移動機に送信電力制御コマンドを送信する方法であって、送信電力制御コマンドを送信すべきダウンリンクチャネルの現在の品質を示す、少なくとも1つの測定結果を取得するステップ(301)と、前記少なくとも1つの測定結果に基づいて送信電力制御電力オフセットを決定するステップ(303)と、前記送信電力制御電力オフセットを、前記決定された送信電力制御電力オフセットを決定で調整するステップ(305)と、前記調整された送信電力制御電力オフセットを用いて送信電力制御コマンドを送信する(307)ステップと、を有することを特徴とする方法。 請求項2 前記少なくとも1つの測定結果が、前記無線基地局で得られることを特徴とする請求項1記載の方法。 請求項3 前記少なくとも1つの測定結果が、前記移動機で得られて前記セルラ無線システムに報告されることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の方法。 請求項4 前記少なくとも1つの測定結果が、アップリンク専用物理制御チャネル(DPCCH)信号対干渉及び雑音比(SINR)推定値、前記無線基地局によって送信されたアップリンク送信電力制御コマンドに関する統計値、直近のNスロットに亘って基地局で受信された移動機/ユーザ機器(UE)電力の変化(Nは設定可能なパラメータであってよい)、の少なくとも1つであることを特徴とする請求項2記載の方法。 請求項5 前記少なくとも1つの測定結果が、直近Nスロットにおける前記移動機の送信電力の変化の累積、直近Nスロットにおいて前記移動機の送信電力が「ホールド」だったスロット数、の少なくとも1つであることを特徴とする請求項3記載の方法。 請求項6 前記少なくとも1つの測定結果が、周期的に前記セルラ無線システムに報告されることを特徴とする請求項3又は請求項5記載の方法。 請求項7 前記少なくとも1つの測定結果が、トリガイベントに応じて前記セルラ無線システムに報告されることを特徴とする請求項3又は請求項5記載の方法。 請求項8 前記無線基地局が、アップリンクDPCCH信号対干渉及び雑音比(SINR)の推定値が、DPCCH SINR目標を超えるマージンより高い、前記無線基地局から送信された送信電力制御「ダウン」コマンドの数が、送信電力制御「アップ」コマンドの数より予め定められたマージンより多い、直近Nスロットにおいて前記無線基地局から送信された前記送信電力制御コマンドに基づいて、当該送信電力制御コマンドを前記移動機が正しく受信した場合に少なくともどの程度UE電力の減少が予期されるかを基地局が推定できる場合に、ユーザ電力の減少の累積値が当該予期される減少より小さく、両者の差が所定のマージンより大きい、直近NスロットにおいてUE電力が「ホールド」されているスロット数が所定の閾値を超える、のいずれかの条件(Nはパラメータ)が満たされた場合に、送信電力制御コマンド上の前記電力オフセットを増加するように設定されることを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれか1項に記載の方法。。 請求項9 前記無線基地局が、直近Nスロット(Nはパラメータ)においてUE電力が「ホールド」されているスロット数が所定の閾値を超え、かつ、アップリンクDPCCH SINRの推定値が、前記DPCCH SINR目標とマージンの和より低い、前記無線基地局から送信された送信電力制御「ダウン」コマンドの数が、送信電力制御「アップ」コマンドの数より大きな予め定められたマージン以下である、のいずれかの条件を満たす場合に、前記送信電力制御コマンド上の前記電力オフセットを減少させるように設定されることを特徴とする請求項1乃至請求項8のいずれか1項に記載の方法。 請求項10 前記送信電力制御電力オフセットが、共通パイロットチャネル(CPICH)品質に基づいて調整されることを特徴とする請求項1乃至請求項9のいずれか1項に記載の方法。 請求項11 さらに、前記移動機が、受信した送信電力制御コマンドを、破棄条件が評価される同時送信電力制御コマンド数に基づいて選択的に破棄するステップ(403)を有することを特徴とする請求項1乃至請求項10のいずれか1項に記載の方法。 請求項12 前記送信電力制御コマンドが、同時に受信された送信電力制御コマンドの誤り率に基づいて選択的に破棄されることを特徴とする請求項11記載の方法。 請求項13 セルラ無線システム(200)において、無線基地局(203)から前記セルラ無線システム(200)に接続された移動機(209)に送信電力制御コマンドを送信するように構成された前記無線基地局(203)であって、送信電力制御コマンドを送信すべきダウンリンクチャネルの現在の品質を示す、少なくとも1つの測定結果を取得する手段(203)と、前記少なくとも1つの測定結果に基づいて送信電力制御電力オフセットを決定する手段(203)と、前記送信電力制御電力オフセットを、前記決定された送信電力制御電力オフセットを決定で調整する手段(203)と、前記調整された送信電力制御電力オフセットを用いて送信電力制御コマンドを送信する手段(203)と、を有することを特徴とする無線基地局。 請求項14 前記少なくとも1つの測定結果が、前記無線基地局で得られることを特徴とする請求項13記載の無線基地局。 請求項15 前記少なくとも1つの測定結果が、前記移動機で得られて前記セルラ無線システムに報告されることを特徴とする請求項13又は請求項14記載の無線基地局。 請求項16 前記少なくとも1つの測定結果が、アップリンクDPCCH SINRの推定値、前記無線基地局によって送信されたアップリンク送信電力制御コマンドに関する統計値、直近のNスロットに亘って基地局で受信された移動機/ユーザ機器(UE)電力の変化(Nは設定可能なパラメータであってよい)、の少なくとも1つであることを特徴とする請求項14記載の無線基地局。 請求項17 前記少なくとも1つの測定結果が、直近NスロットにおけるUE送信電力の変化の累積直近NスロットにおいてUE送信電力が「ホールド」だったスロット数、の少なくとも1つであることを特徴とする請求項15記載の無線基地局。 請求項18 前記無線基地局が、アップリンクDPCCH SINRの推定値が、DPCCH SINR目標を超えるマージンより高い、前記無線基地局から送信された送信電力制御「ダウン」コマンドの数が、送信電力制御「アップ」コマンドの数より予め定められたマージンより多い、直近Nスロットにおいて前記無線基地局から送信された前記送信電力制御コマンドに基づいて、当該送信電力制御コマンドを前記移動機が正しく受信した場合に少なくともどの程度UE電力の減少が予期されるかを基地局が推定できる場合に、ユーザ電力の減少の累積値が当該予期される減少より小さく、両者の差が所定のマージンより大きい、直近NスロットにおいてUE電力が「ホールド」されているスロット数が所定の閾値を超える、のいずれかの条件(Nはパラメータ)が満たされた場合に送信電力制御コマンド上の前記電力オフセットを増加するように設定されることを特徴とする請求項13乃至請求項17のいずれか1項に記載の無線基地局。 請求項19 前記無線基地局が、直近Nスロット(Nはパラメータ)においてUE電力が「ホールド」されているスロット数が所定の閾値を超え、かつ、アップリンクDPCCH SINRの推定値が、前記DPCCH SINR目標とマージンの和より低い、前記無線基地局から送信された送信電力制御「ダウン」コマンドの数が、送信電力制御「アップ」コマンドの数より大きな予め定められたマージン以下である、のいずれかの条件を満たす場合に、前記送信電力制御コマンド上の前記電力オフセットを減少させるように設定されることを特徴とする請求項13乃至請求項18のいずれか1項に記載の無線基地局。 請求項20 前記送信電力制御電力オフセットが、共通パイロットチャネル(CPICH)品質に基づいて調整されることを特徴とする請求項13乃至請求項19のいずれか1項に記載の無線基地局。 請求項21 少なくとも2つの無線基地局から同時に送信制御コマンドを受信するように構成される移動機(209)であって、受信した送信電力制御コマンドを、破棄条件が評価される同時送信電力制御コマンド数に基づいて破棄する手段(209)を有することを特徴とする移動機。 請求項22 前記送信電力制御コマンドを、同時に受信した送信電力制御コマンドの誤り率に基づいて選択的に破棄する手段を有することを特徴とする請求項21記載の移動機。
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